
董事長からのご挨拶
創立35周年に寄せて
皆様には益々、ご清祥のこととお喜び申し上げます。平素からご高配を賜りまして心から御礼申し上げます。
協技科技股份有限公司HAJIME CORPORATIONは皆様のおかげをもちまして35周年を迎えることができました。
24歳の時に台湾に中国語を学びにきて27歳で起業し28歳の時に今の会社を設立いたしました。
創業当時は若気の至りで多くの失敗を課せねてきましたが多くの企業や友人に助けていただきなんとか35年を迎えることができ嬉しい限りです。
弊社は主に日本、アメリカで生産された炭素繊維、コンポジット材料、FCCL、基板関係の露光フィルム、ドライフィルムなどの副資材、半導体関係のダイシングテープなどの副資材、各種工業用テープ、建築関係の防水テープ、コーヒー豆、その他設備を取り扱っており、これらの商品を台湾、中国、ベトナム、タイ、ミャンマーなどアジア圏に提供しております。
近年ではコーヒー事業にも注力しており、台北市内湖区に第1号のフラッグシップ店舗を開設いたしました。取り扱うコーヒー豆は、中南米、タイ、アフリカの一級・特級産地から厳選された高品質な豆を使用し、市場に多様な選択肢を提供しております。
なぜ、弊社はこのように多くの商品を扱っているのか?
当然お客様のニーズもありますが、各業界ごとに多くのの商品を提供することにより多くの工程での技術の蓄積と分析ができ将来の技術開発にその知見が活かせトラブルの解決にも貢献できるということになります。
それがお客様からの信頼につながりそして日本の材料、設備メーカーとの信頼関係になっています。
また、工業、電子、スポーツ、宇宙、建築など多くの業界で営業を行っていることは違う視点で業界を判断することができ弊社の発展の礎になっています。
2023年からは新たな技術開発に注力しており5年以内に新たな商品や技術の開発に成果を出していけると思っております。
次の40周年に向け弊社は弛まぬ努力と進取の精神で日々励んでまいります。
董事長 林 浩司

総経理からのご挨拶
三十五年の年を重ね、三十五回の風雪を乗り越えてまいりました。
このたび、ハジメコーポレーションの創立三十五周年という輝かしい節目を迎えるにあたり、会社経営陣を代表し、共に歩んできた全てのハジメ社員の皆様、そして常に私たちを信頼しご支援くださったお客様およびパートナーの皆様に、心よりの祝意と深甚なる感謝の意を表します。
振り返れば、ハジメの歩みは「革新」を筆に、「努力」を墨に綴られた壮麗な巻物であります。
業務の草創期から業界の先頭を走る存在へと成長を遂げた私たちは、鋭い洞察力で市場の動向を的確に捉え、最先端の発想を信頼される製品とサービスへと昇華させてまいりました。
原材料供給から製造現場への架け橋となり、数多くの課題に対し最適な解決策を提案してきた一つ一つが、ハジメ社員の知恵と汗の結晶であります。
困難を乗り越え、地道な努力を積み重ねて枝葉を広げた今のハジメの姿は、誠実を胸に、市場競争の荒波を切り拓いてきた証でもあります。
迷いながらの模索、幾度もの挑戦を経て得た成果と栄光。
それは、日々の地道な努力と、数々の決定的な瞬間において困難に立ち向かった勇気の積み重ねによって築かれた、ハジメの揺るぎない基盤であり、確固たる信頼の礎であります。
現在のサービスにとどまらず、未来を支える力となるために、私たちは常に専門性を磨き、産業発展の大局を見据えて取り組んでまいりました。
上流の先端材料に精通し、数多くのお客様からのご満足とご評価をいただいていることは、過去の成果の証であると同時に、今後のサービス価値を創造し続けるための基盤でもあります。
三十五年の歩みは、「人こそが根本、革新こそが魂である」というハジメの信念を体現しています。
ここに、ハジメに携わるすべての社員の皆様に、心より敬意を表します。皆様が青春をこの仕事に注ぎ、職人の心で卓越を追求し粘り強さと努力によって、ハジメという星の河を共に照らしてくださったことに心より感謝申し上げます。
また、全てのパートナーおよびお客様にも、深く感謝申し上げます。
三十五年にわたる信頼とご支援は、私たちにとって何よりも貴重な財産です。
皆様のご選択とご助言の一つ一つが、ハジメの限界突破と革新を後押しし、共に未来を切り拓く道をさらに広げてくださいました。
これからの未来に向けて、ハジメはすでに新たなビジョンを描いております。
先見の明をもって変革を受け入れ、卓越したサービスで価値を深く掘り下げ、ハジメコーポレーションの領域と高みをさらに押し広げてまいります。
品質への飽くなき追求と、サービスへの徹底したこだわりを、これからもハジメの根幹とし、急速に変化する市場において不動の信頼を勝ち得てまいります。
私たちは、すべてのビジネスパートナーとの連携をさらに深め、より強力な力を結集し、より広い舞台へ共に挑戦することを期待しております。
そして、新たな時代の波の中で、ハジメコーポレーションが業界に力を与え、社会に貢献する新たな章を皆様と共に紡いでまいります。
三十五年の栄光の章は、今や新たな序曲となりました。
万象を携えて、未来の大きなキャンバスに向かって筆を走らせてまいりましょう。
心よりお祈り申し上げます。
ハジメコーポレーションの永続的な繁栄と、絶え間ない革新、そして更なる飛躍を!
全ての社員の皆様、そしてお客様・パートナーの皆様におかれましても、
今後ますますのご繁栄、ご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。
そして私たちの共通の志業が、昇る太陽のごとく世界を照らし、さらなる輝きを放つことを信じております。
ハジメコーポレーション
副総経理/ハジメ(北京)総経理
楊 亦平
会社のあゆみ
ハジメコーポレーション HAJIME CORP (協技科技股份有限公司)1990年6月に日本人林浩司によって台北市中山北路2段108号に設立、営業を開始
- 1991年ヤマウチ株式会社トップボード、積水化学株式会社プロテクトフィルムおよびその他のテープの販売を開始(プリント基板関係の副資材)
- 1992年高砂鐵工株式会社プレスプレートの販売を開始
ヤマウチ株式会社製紙ロール、ハイトップロールの販売を開始
- 1993年新日鐵化学株式会社(現日鉄ケミカル&マテリアル)の二層FCCLエスパネックスの販売を開始
- 1994年6月本社を台北市士林区に移転
- 1995年スリオンテック株式会社(現マクセル)テープの販売を開始
- 1996年新日鐵化学株式会社(日鉄ケミカル&マテリアル)のカーボンプリプレグの販売を開始
- 1997年TAB、COFの材料および設備、PCB関連の設備の販売を開始。同年テープのスリット機械を購入を自社で加工を開始
- 1998年新日鐵化学複合材事業の事業譲渡に伴い三菱レイヨン(現三菱ケミカル)のカーボンファイバーおよびプリプレグの販売を開始
北京に事務所を設立
- 2001年五股に技術センターと配送センターを設置
- 2002年日本にフューチャーテクノロジー株式会社を設立PCBの技術顧問を開始
- 2003年3月本社を内湖区の内湖科学園区に移転
- 2007年台湾の達勝科技のPIフィルムの販売を開始(主に日本向け)
- 2010年三菱製紙株式会社のドライフィルムと薬液の販売を開始
- 2012年コダック社の露光用フィルムの販売を開始
- 2015年25周年
- 2020年30周年に合わせ会社ロゴを今のロゴに変更
- 2022年6月協技投資股份有限公司を設立
和風美咖食品股份有限公司設立
コーヒー事業を開始
同年 ミカフェート株式会社のコーヒー豆の販売を開始
同年 8月ミカフェートをオープン
- 2025年35周年